プログレ型(Progressive Die)ともよばれ1つの金型の中に複数工程を等ピッチに配置してプレスの1ストロークで複数工程を同時に成形します。
プレス製品は送り用のサンでつなぐ様設計して、最終工程で切り落とし、製品になります。
このため、投入材料を一定ピッチで進めプレスを工程数ストロークすることにより多工程必要なプレス品の完成品が生産できます。
投入材をロール材料とし自動送り装置で材料を一定ピッチで送ることにより生産効率は最も良くなります。
一例としては3000spm(1分間に3000個の生産)も可能です。
反面、複数の工程が同一金型の中に同ピッチで配置されるため、制約も多く、金型が複雑かつ高価になり、製品形状によっては順送が使えないことがあります。


関連製品

単発型

アルミ素材の空調関係の部品で、薄板を板厚の15倍の深さで板厚減少を最低限におさえ、絞り加工を行います。平面度についても10μを要求される精密部品になります。

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複合型

単発型のプレスでは工程ごとに型ののせかえが必要になるため、単発型をプレス本体の大きさ、加工力に合わせ複数工程を一体化した金型になります。主に試作生産、少量生産に使用されます。
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トランスファー型

基本は単発型と同じですが、加工自体の異なる単発型を同ピッチで並べ、グリッパーと呼ばれる搬送装置でプレス製品を搬送(transfer)していくことで自動加工を行います。


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